よく聞かれること

2003.1.10
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中庭刻々歳々雑感おぼえがき−『Daily? DayLee


 
 
 だれしも、大なり小なり節目というもがあるもので、なんどかそれを経験をすると、あらかじめ予感できたりもするものです。新しい年になり、そういえば、パーソナル・アシスタントを名のり仕事をはじめて、干支をひと巡りしたのだと気づき、昨年後半からの何かまた新しい出来事へという思いが、そうだったと納得したのでした。その思いをかたちにする努力を淡々を進めようと思う年の初めです。
 
2003.1.10 リー

Q. パーソナル・アシスタントって何ですか?

 パーソナル・アシスタントは、仕事としてのパーソナル・アシスタントと、社会の一員である一人の人間の生き方としてのパーソナル・アシスタントを重ねて考え合わせています。前者は企業家を手助けする働きを、後者は良き大人としての働きを、状況に応じて創造することですが、永遠のテーマです。

 その上でともかくここでは、仕事としてのパーソナル・アシスタント(=PA)について、基本的な考えを記します。あり方を言葉にするのは難しいと思いながらも、十か条にしました。(03.1.10)

  1. PAという名称は、仕事の種類ではなく、仕事のやり方を指す
  2. よってPAは、一つ以上の専門分野を有する
  3. PAは、クライアントのビジョンを実現するための、助言者であり、苦言者であり、激励者であり、媒体者であり、協働者であること
  4. PAは、クライアントのよき聞き手でもあること
  5. PAは、クライアントのシーズとニーズに柔軟に対応するために、自身を媒体に多様な外部資源の調達と運用を助けること
  6. 時としてPAは、クアイアントの代理人として、クライアントの取引関係者と面談、商談、交渉を行なう
  7. PAは必要に応じて、クアイアントの組織の一員として対外交渉にあたる
  8. PAは必要に応じて、クライアント組織の人々の業務に協力して行なう
  9. PAは、クライアントの取り組むテーマを適切に処理できる状況を創る
  10. PAの役割を最大限に発揮するために、価値観と感性を共有できるクライアントに就くこと
       

Q. パーソナル・アシスタントを依頼する場合、契約までの流れはどうなっていますか?

  まず面談・ヒヤリングを行います。パーソナル・アシスタントを依頼しようと思われるテーマの内容とパーソナル・アシスタントとして果すべき役割がどのあたりかをお聞きします。同時に、この機会双方で相性もおしはかります。これは仕事をやっていく上ではずいぶん大事なことですから。

 
 面談・ヒヤリングで、依頼する、受けるの了解ができれば、見積提案書を提出します。受託業務、業務内容、業務実施方法、受託金額などを記したものです。これで了承されれば、特に契約書は発行しません、そのまま業務に入ります。

Q. パーソナル・アシスタントの仕事のイメージがわきません、具体例を示してくれませんか?

 例えば、一昨年は流通センターのリニューアルというテーマがありました。夏8月のお盆休みを利用して3階建てのセンターのレイアウトを変更、古い棚を新什器に取り替え、物流作業の効率化をはかろうというものでした。こういう取組は、中小企業では経営者の方がリーダシップをとって進めていくことになります。
 
 ただし、どんな仕事もそうですが、その過程は細かい作業の積み重ねです。それを経営者がするわけにはいきません。他にすべきことがたくさんありますから。そこで、パーソナル・アシスタントの依頼がありました。
 
 外部の工事関係会社、社内の担当者への紹介をうけて、8月にむけた仕事に入りました。まずセンターの現状の調査です。どこに、なにが、どのぐらいの商品が入っていて、建物の構造上の制約やその他もろもろの条件を調べました。それを報告し、社内の担当者たちとの打合せ会議をセッティングしました。
 
 数回の検討をかさね、リニューアルの範囲が決まりました。それにそって、必要収容量に見合ったレイアウト設計に入りました。レイアウト案の検討を重ねた後、什器の見積りが必要です。購入予定会社へ連絡をとり、見積りの発行、経営者の承認等の連絡・調整を行いました。
 
 OKが出て、納入日などが決まったら、次はリニューアル本番までの準備作業が必要です。そのスケジュールを立てます。必要な準備作業を社内の担当者へ働きかけます。いっしょに作業もします。
 
 社員総出の本番当日は作業も手伝いながら、ディレクター的な役割です。棚設置工事の進捗の監視、突発なことへの対処等。
 
 事後に、作業状況のチェックを行い、ハンドブックの作成をして、延べ10ヵ月のプロジェクトが終わりました。
いわば、リニューアルをプロデュースといったところでしょうか。

Q. パーソナル・アシスタントの仕事は企業にけっこう入りこむようですが、時間をとられすぎませんか?

 とられます。ただ、そこに意味があります。パターン化しない、できないところで身をこなす。だから、パーソナル・アシスタントはそれを称した人それぞれの仕事のかたちと成果を生み出すのです。アーティストとして考えればいいと思います。

Q. パーソナル・アシスタントの仕事上で経営者とのトラブルはなかったですか?

 ありません。というのも、トラブルにならない方と契約しているからです。どうしてそれが可能かといえば、パーソナル・アシスタントの役割を直感的に理解しない人が多い中で、依頼があるのは、それを理解している経営者であることと、仕事の依頼も先方からあるからです。無理にこちらから誰かれにアプローチしません。無意味だからです。

Q. 『DayLee』はニ、三日おきぐらいに更新されていますが、書く内容はどのように決めるのですか?

 基本的には、昨日、今日の生活の中で、自分は何を感じ、考えたかを思い出して、それを書いています。あと、どこか、例えば京都へ出かけた時の様子などを書いています。おもしろいのは、書こうと思って書き始め、別なことを書いているということもあります。いずれにせよ、日々のことを書いていると、いかに人間が、生活の瞬間瞬間でたくさんの思い付きや発想をしているかをわかります。

Q.変わった名前の表記ですが、外国の人と結婚したのですか?

 幸か不幸か、結婚はしていません、一度も(といっても、恋愛の経験がないという意味ではありません、念のため)。
わたしは日本で生まれたKoreanで、リーは苗字で、ハングル読みでは「イー」ですが、漢字で「李」、英字では「Lee」なので、また響きもいいので、「リー」と表記しています。「山根」は日本名です。
 
 日本で生まれた外国人というわけですが、日本に生まれながら(選挙権がないことが象徴するように)日本人でない、じゃ韓国籍をもつから韓国人かというと、韓国のことは知らない。要するにどちらにも属さない空間上の人間という感じがして、リー・ヤマネ・清実と表記しています。それにちょっと変わっていて、目立ちますからね。