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モモの音楽日記

[モモのプロフィール]
 魚座。偶然二胡を手に入れたことから中国音楽に関心を持つことに。最初は二胡を学んでいたが、中阮を弾きたくてオーケストラ華夏に入団。しかしいつの間にか柳琴担当になる。
 2001年9月、長年のサラリーウーマン生活を捨て上海音楽学院に留学、柳琴・中阮を呉強老師に師事。2006年7月に帰国。日本で新たな音楽の道を歩み始める。
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いろんな中国民族楽器を学んでみませんか。柳琴、阮、月琴、二胡、古筝など、モモ が基本から丁寧に指導します。

*レッスン:月曜日(12時~8時)および土曜日(10時~4時)。個人レッスン(50分)、グループレッスン等相談に応じます
*場所:日中語学専門学院(大阪市北区天神橋2丁目北2-26マルサンビル・地下鉄南森町駅下車3号出口すぐ)
*連絡:Eメール momosan320@yahoo.co.jp

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上海音楽学院留学指南
上海音楽学院とは07.1.9  上音漢語班07.1.9

 
 台湾ツアー・その5 12.5.7

 ♪柳琴独奏会・その2♪
 

演奏会パンフレット
    
 
 なにやらタンゴ風の一曲目、同じく西洋風の二曲目、どちらも綺麗な曲ではありますが、メロディ主体で器楽性に欠けるというか、柳琴の特ち味の一部しか発揮できていないように思います。残念。

 三曲目の「心中的歌」は、柳琴組曲のうちの一曲。又の名が「戈壁放歌」とあるように、新疆の味付けが施された曲です。留学時代に何度か聴いたので耳馴染みの曲ですが、上音学生の完璧な演奏を知っているからつい辛口になってしまいます。

 やや押し殺したような冒頭からだんだん激情を増していく部分、なかなか良い感じで表現されていました。が快速部分で崩れ、弾け方もいまいち。確かにこの曲、かなり難易度が高いので無理ないのですが、一番残念だったのはピアノ伴奏者。

 他の曲に関しては悪くなかったのですが、この曲のように民族風格が強めの曲では主奏の激情に寄り添うのは難しいのかも。西洋音楽とは表現の仕方が異なりますものね。

 四曲目は、柳琴室内楽団のメンバーでもある張永欽の作品。よく知られた民謡のメロディをあちこちに散りばめながら、単なるメドレーとは違い、聴きやすくまとまりの良い曲になっています。

 曲の良さもさることながら、ピアノ伴奏のとても楽しいこと! 伴奏編曲は陳怡蒨の手になるものだそうで、曲の魅力を最大限に引き出しているように感じました。伴奏って、やっぱり大事!

 五曲目は途中で次中音柳琴と持ち替えで演奏する「雷波月琴調」。雷波というのは彝族自治区にある地名ということです。以前CDで阮仕春自身による演奏も聴きましたが、20分近くの大曲だというのもあり、ちょっとダレ気味。曲自体が退屈なのか奏者の解釈なのか、原因はどっちでしょうね。

 六曲目はドラムが入ったりして随分ジャズっぽいなと思ったら、作曲者のC・ボリングって有名なジャズ・ピアニストだったんですね。この曲に関してはピアノが上手くからんでいて良いなと思いました。・・西洋曲だから本領が発揮できたのでしょうか。

 七曲目は陳怡蒨自身の作曲で、今回が初演とのこと。「左手香」というのは薬草の一種で、作者が故郷を離れる際に母親が持たせてくれたのだそう。左手香の香りや生命力、そして故郷への想いを表現した曲です。

 旋律がとても繊細かつ可愛らしく、随所に小ワザをきかせつつ聴きやすい曲に仕上がっていました。個人的には気に入ったのですが、曲調的に"小品"という印象である割には6分近くあり、できれば5分以内に収めた方がまとまりが良いのでは。

 最後の二曲には当代芸林楽集という、陳怡蒨が創立した弾撥楽団の伴奏つき。柳琴・中阮・大阮に揚琴・チェロ・ベースが加わり、確かな技術で厚い音を紡ぎ出していました。

 ピアソラはあくまでカッコよく、現代曲の「火」は・・最初聴いた時はちょっと理解しにくい感じでしたが、改めて今聴き直すとなかなか綺麗な曲です。薬味に散らしたような柳琴の使い方が非常に効果的。

 アンコールは「山歌」。弾撥楽団と共に斉奏する姿は壮観でした。実は私も習った曲だけど、あの速度では弾けませんわ。あの一気呵成の感じ、すごいなあ。

 全体としては民族曲と西洋曲が半々で、バランスが取れた選曲だと思います。何より、台湾の作曲家の作品を沢山とりあげ、新しいものを積極的に紹介していこうという意気込みが感じられる演奏会。いい刺激になりました。


 
 台湾ツアー・その4 12.4.27

 ♪柳琴独奏会・その1♪

 新幹線であっという間に台北から高雄へ到着。

 高雄(左營)駅イコール高雄駅、と思い込んでいたので少しうろうろしましたが、何とか駅近くのホテルにチェックインし、辺りをぐるぐる巡り、夜の演奏会へ。

 陳怡蒨 柳琴独奏会 2011.9.28 於: 高雄市文化中心至善庁



演奏会会場
    
 当日の演奏曲目は次のとおり。

 1.柳琴狂想   羅雅平 作曲
 2.心路     黄振南 作曲
 3.心中的歌   唐朴林 作曲
 4.花      張永欽 作曲
     ==休憩==
 5.雷波月琴調  張式業・阮仕春 作曲
 6.フーガ    Claude Bolling 作曲
 7.左手香(初演) 陳怡蒨 作曲
 8.ブエノスアイレスの秋 A.ピアソラ 作曲
 9.火      王乙聿 作曲

 台湾では中国に比べ柳琴の台頭がめざましいように思います。というより中国は他の伝統楽器の層が厚すぎて、マイナーな柳琴が表舞台に出にくいだけなのかもしれませんが。

 台湾では柳琴室内楽団と劉寶琇室内楽団が有名(と思う)ですが、陳怡蒨は前者の首席奏者であり、現副団長でもあるようです。私は10年ほど前にこの楽団の演奏を聴きに台北まで行った事がありますが、ゲストが中央民族楽団の張鑫華だったこともあって、その演奏会の様子はかなり印象に残っています。

 正直言うと、団長である鄭翠蘋の演奏が鳥肌モノだった以外は、ゲストをはじめフツーな演奏ではありましたが(笑)、知らない曲もたくさん演奏されていて、大陸のモノ真似ではなく独自の発展を遂げているのを目(耳?)にしました。

 今回の演奏曲目も、西洋曲を除いても大半は台湾の作曲家による作品です。おまけに演奏者自身の手になる、初演の曲も含まれています。演奏者の意欲が感じられる、いい演奏会になりそう。期待度大です。


 
 台湾ツアー・その3 12.3.5

♪故宮博物院♪

 二日目、台湾は初めてというFさんのために、バスに乗り故宮博物院へ。

 朝は早目に出たので到着当初は空いており、安心してついついのんびり見ていると、気がつけばあちらもこちらも人だらけ。しまった~!

 故宮博物院は二回目の私ですが、何度見ても良いものは良いですね。特に玉器のコーナーなどはその場を離れ難かったです。有名な白菜は個人的にはプラスチックの模造品みたいであまり好きではなくて、角煮の方がたっぷり感があって好み♪

 ミュージアムショップには例の白菜ほか、高級品からバラマキ土産にできる安価なモノまでグッズがいっぱい。自分へのお土産を含め、いろいろ買っちゃいました。

 博物院を出るとバス停がありましたが、待っても待ってもバスは来ません。警備員のおじさんに訊ねてみると、「そこのバス亭は便が少ないよ。階段を下りた所の方が便が多いから、そっちに行けばいい」と教えてくれました。なーんだ!

♪台灣高速鐡路♪

 この日の夜は旅行のメインイベントである柳琴のコンサートがあるため、台北から高雄まで移動しなくてはなりません。

 台湾の新幹線、台灣高速鐡路。この交通手段がなければ、今回の旅行は成立しなかったでしょう。台北駅13:30発、高雄左營駅15:06着。なんと96分で高雄まで行けるんですね~。

 新幹線の写真がフタにどど~んと載っているベタな駅弁を買い込んで、いざしゅっぱぁつ!!



     台湾新幹線(上)ボリュームたっぷりの駅弁(下)。右下は別の所で買った胡椒餅 
    
    

 
 台湾ツアー・その2 12.2.15

 某H旅行会社の格安ツアーに参加し、ツアーに含まれる観光や食事をキャンセルして自分達で旅程をコーディネイトした台湾旅行。

 とはいえ、初日は現地空港で集合し、ホテルに連れて行ってもらわなければなりません。その現地ガイドの態度の悪いこと、さすが格安ツアー! 強制的に土産物店に連行され、その後ようやくホテルに到着し解放された時はほっとしました。

 午後の便だったので台北到着は夕方。幸いホテルは比較的中心にあったので、1日目からさっそく行動開始。台湾通のKさんが色々調べておいてくれたお陰で、雑貨店やグルメ情報はばっちり。効率的にまわることができました。

 「阿宗麺線」で安くて美味しい細麺で小腹を満たし、「老天祿」でアヒルの足やら手羽先やら煮卵をかじったり、「牛乳大王」でフルーツ系牛乳を飲んだり、その辺の店でマンゴー豆花を食べたり。・・・食べてばっかだな(笑)。

 途中、菱の実を売っている屋台を発見。菱・・といっても都会の人はあまりご存知ないかもしれませんが、水草の一種で実は堅く尖ったツノがあります。忍者がよく使う撒菱(まきびし)の由来はこの菱の実だ、といったらわかりやすいでしょうか。

 屋台ですから値段もわからないし、一度はスルーしかけたものの、後ろ髪を引かれる私たち。私も菱の実を見たことはあっても食べた経験ありません。・・結局、誘惑に負けて少しだけ買うことになりました。半斤(1斤=500g)80元(200円強)という値段が高いのか安いのか・・。

 お初、蒸した菱の実。真黒な殻の中から出てきた実は白く、栗のようにほくほくして、また同じく水生のレンコンやクワイにも少し似た食感でした。塩味がきいていて美味~♪ また機会あったら食べてみたいです。



菱売りのおじさん
    
    

 
 台湾ツアー・その1 12.1.23

 新年快楽!! 今日、1月23日は春節、つまり旧暦の1月1日ですね。

 中国の正月は旧暦で祝いますから、日本にいると新年を二度迎える気分です。実は元旦に「今年はちゃんと日記も書くぞ!」と決意したはずなのに早くも挫折。春節の今、決意も新たに、日記を再開したいと思います。・・・いやあ、新年が二度あるってやり直しが出来ていいですね(笑)。

 さて、昨年9月27日から30日の四日間、台湾に行ってまいりました。同行者は、柳琴の生徒であるFさんとKさん。以前よりちょくちょく台湾に行かれるKさんから色々話は聞いていて、台湾へは私自身も資料集めに行きたいなと思っていたところ。たまたま三人になった時、「ツアーだと安いし、予定が合えば一緒に行こうか~」なんて話していました。

 ネットで色々検索してみると、なんとあの台北柳琴室内楽団の首席奏者、陳怡蒨のコンサートが9月末にあるではありませんか! うわぁ、これはまたとないチャンス!!

 というのは、中国の奏者なら情報も入ってくるし(有名どころに限りますが)、北京や上海、香港、そして台湾などで聴く機会もあるでしょうが、台湾の奏者はまず台湾でしか聴けません。

 また大陸であってもまだまだマイナーな楽器である柳琴のコンサートなんて滅多にないですし、しかもこれほどのレベルの奏者のソロコンサートとなれば、当然新作なども演奏することでしょう。これを逃す手はない!!

 ・・・が。演奏会の会場は台北ではなく高雄なのでした。資料集めは主に台北。うーん、台湾は広くないし新幹線も走っているから、台北のツアーに参加して自力で高雄まで行って帰ってくるか、ということで台湾行き、決定~。



お茶屋さんにて
    
    
 
 
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