習熟度別学習
以前、何度か教育に関して意見を書いていたが、その後も関心を持って
新聞記事などを見ていろいろと思っていた。
最後に教育に関して書いて以来3年以上過ぎてしまったので、最近感じて
いる事を書いてみる。

文部省のゆとり教育による学力低下にたいし、指導要領の見直しも進み、
習熟度別学習を取り入れる学校が増え、その効果についての報告記事が
多く報道されるようになった。
その効果の多くは、自分のレベルに合った勉強をするので、理解が出来
問題が解けるので励みになり、数学が好きになることで勉強にたいしての
意欲が増したと報告されているところにあるようだ。

以前に、分からない授業を受けさされていると、荒れた学級が無くならない
だろうと書いたと思う。
習熟度別授業は、個人を大切にする教育で、これが本来の教育のはずである。

最近の新聞記事で知ったが、習熟度別授業をやるための教材が公文式の
物しか無かったということである。
私がパソコンの活用を書いたのは、習熟度別の授業がやりやすいための
道具を提供するためでもあった。これも教育手段の一つであって、公文式の
教材であっても良いわけで、先生が習熟度授業をしやすくなれば良いことで
ある。
新聞記事の中で、そんなノウハウが学校に無かったとの、公文式を採用した
学校の校長の言葉がのっていたが、いままで文部省や教育関係者は何を
していたのかと驚いてしまった。業者の教材でも良いものは取り入れる
ようになり、習熟度別の授業が広がっているのは喜ばしいことである。

もう一つは、門真市の教職員組合が学力調査に乗り出したとの記事である。
以前から、教員組合が学力調査に反対しているのを、馬鹿馬鹿しく思っていた。
調査をして教育の効果の実体を知らなければ、反省も改善もしようが無い。
教師も自分が教えてることが生徒、学生が理解しているのかどうか、それが
世間のレベルに対して高いものであるかどうか知るためには、共通した
学力テストしか無いだろう。
テスト結果は、生徒は自分が何を間違ったかで学ぶべき事を知り、先生も
自分の教え方に不足がなかったかを確認するためのものである。それを
学校のランク付けなど本来の目的以外に使わないようにする話と、テスト
そのものに反対するのとを分けて考えないといけないが、組合も学力調査に
取り組むようになったことは、これも喜ぶべきことと思う。

前にも書いたが、ゆとりは個人個人によって違うので、ゆとり教育といって
平均値を落とした教育をするのでなく、公文式でもパソコンでも何でも
使って、落ちこぼれの無いように、習熟度別学習が出来る方法、手段を
大いに取り入れて個人を大切にする授業をしてほしい。
先生は多くの手段を使って能力に応じた学習をさせ、一人一人のやる気と
能力を引き出すようにして下さい。

クラスとして集団で行い協調性を育てるなどは、総合学習などそれが出来る
教科があると思います。


ホームページに戻る                 2003.12.28.