老人と仕事       
最近、日経ビジネスに聖路加国際病院理事長の日野原さんのインタビュー記事が
載っていた。その中に75歳以上の自立した高齢者を対象とした「新老人の会」を
発足されていることの紹介があった。

ご本人は90歳で徹夜して原稿を書かれるほど元気に仕事をしておられるようである。
私など、まだ古希を過ぎたばかりで、この会に入れて頂く資格もないことになる。

これまでにも、新聞などに、定年を過ぎた人の経験を活かす会社やグループの記事が
あって、そのような会に参加した人の、生き生きと仕事をされている様子が紹介されている。
また、テレビなどでは、物作りに長年たずさわってきた職人さんが、歳とっても元気に
やっておられるのが紹介されたりしている。

歳とって趣味の世界で楽しむのも一つの生き方だとは思うが、長年やってきた自分の
仕事が続けられ専門の知識が生きるのも幸せだと思う。

年金の問題で少子化のため負担が増え、消費税率アップが必至と言われているが、定年の
延長や老人の仕事を増やし、わずかでも税金や年金の基金の負担をしてもらって、予算と
生き甲斐の両面でプラスにするのが望ましいだろう。

私の廻りを見ても、70歳ぐらいまではまだまだ元気な人が多いようだ。
これから少子化で労働人口が減って海外からの労働者の受け入れが必要になってくるとの
話も出てきているが、まず、定年の延長や高齢者の活用をもっと考えることだろう。

私も技術屋としてまだ仕事を少しさせてもらっており、その分の税金もわずかでも負担出来る
のは幸せだと思っている。また、自分の手に余る仕事は、同じ様な立場で仕事をしている人と
分けあうことにしているが、より多くの老人が楽しく仕事が出来るような社会にするよう
政策面からのバックアップも望まれる。


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