大学、高校ラグビー
毎年1月には大学と高校ラグビーの日本一を決める試合があり、私もほぼ
毎回、テレビでその試合を見ています。
8年前に早稲田ラグビーと題して書きましたが、今年は大学、高校とも
面白い試合だったので、また私の感想を書いてみます。
両方の決勝戦の試合で特徴的だったのは、それぞれバックスとフォワード
とにチームの得意な戦い方のある、異質の対戦相手との試合であり、そこに
面白さが有りました。

大学の決勝戦は早稲田と帝京の試合であったが、早稲田は8年前と同様に
バックスの早い球廻しが得意なチームであり、帝京はフォワードの強い
スクラムなどに得意なチームで、対照的なカラーのぶつかり合いであった。
得点結果からも早稲田のバックスの活躍による2トライに対し、帝京の
1トライと差があったにも拘わらず、帝京のフォワードのスクラムの力に
押されて、早稲田が反則を繰り返し、帝京に多くのペナルティーゴールを
与えて、12対17の僅差で負けてしまった。
長年培かわれた早稲田バックスの得意技を研究して、それを発揮させなかった
帝京のフォワードの力と戦術を褒めるべきなのでしょう。

高校の決勝戦は桐蔭学園と東福岡の対戦であったが、これも桐蔭のバックスと
東福岡のフォワードという、それぞれの特徴をぶつけ合う面白い試合を見せて
もらった。
試合結果は桐蔭がバックスの活躍でトライを重ねて、一時は21点差まで
リードしていたのを、東福岡がフォワード戦に徹し、強力フォワードの押し込みで
トライを返し、最後は31対31と同点に持ち込み、両校優勝という結果になった。
両校の特徴を生かした熱戦を見ていて、どちらにも勝たせたいとの思いに対し
両者優勝のハッピーな結果になって、これで良かったのだと思わせた試合でした。

早稲田と桐蔭の得意なバックスの早い球廻しから相手の守りを抜けて走り抜き
トライを奪うのは見ていて華やかさがある。一方バックスがスクラムやモールを
組んで押しまくり、集団の威力でトライに結び付けるのもラグビーの一つの戦法
として見ごたえのある試合である。
今回の大学、高校の両決勝戦がそのような対照的な特徴の相手同士の試合であり
しかも、お互いがその特徴を生かした接戦であってノーサイドの笛が鳴るまで
固唾を飲んで見られたことを嬉しく思いました。

また、人には理科系、文科系などと得意な分野が別れることが多いが、この場合も
それぞれの得意な分野を生かして才能を発揮する方が結果が良いようで、無理を
して不得意な所で仕事をしない方が良い結果に結びつくと思います。


ホームページに戻る                    2011.1.25.