温暖化対策
12月10日にモントリオールで開かれていた地球の温暖化対策についての
国際会議が終わったが、今まで京都議定書への参加に反対していた米国も、今後の
対話には参加することに同意して終わったと報道されている。
温暖化ガスの排出量が最大の米国や今後の排出量の増加が予想される中国などの
参加がなければ効果がないので、議長国のカナダの説得によって対話への米国の
継続参加が合意されたのは良かったと思う。

日本やEUなどは京都議定書の運用など細目を決めて前進させるようになった。
地球の温暖化は確実に進んでおり、TVでの椎名誠の北極探査でのレポートの中でも
カナダのイヌイットの生活圏で7〜8年前から夏には近くの氷河が溶けてしまうとの
ことや、北極の氷の面積の減少が続いていることなどが報告されていた。
今年の大形ハリケーンによるニューオリンズなどの大被害にも温暖化の影響があると
言われているのに、米国が京都議定書に反対するのが信じられない思いでした。
ただ、最近の報道ではブッシュ政権の姿勢に反してアメリカの7つの州が発電所のCO2
削減に付いて合意して温暖化対策に動き出したとのことで、米国の中にも良識が残って
いることを評価し、この動きが米国中の他の州にも拡大してゆくことを期待し、さらに
京都議定書への参加にまで進む事を望みたい。

中国などこれから発展しようとしている国が、京都議定書に縛られて、発展を制限
されることを嫌って、削減についての協定を受け入れていないことも問題である。
経済発展に伴ってエネルギーの消費が増えるのはある程度認めざるを得ないだろうが、
今後の対話の中で中国政府が温暖化対策を配慮した政策を進められるよう願うものです。
先進国の悪い見本を反面教師にして、温暖化対策を最初から考えた都市作りや発展をし、
自動車にしても中国の人に自動車に乗るなとは言えないだろうが、世界的にも広がって
いる、軽自動車や低公害車への移行などを含めて、必要最低限のエネルギー使用ですむ
ような方針と実行を願うものです。
中国ではエネルギー供給不足を補うために、多くの発電所建設が計画されているよう
ですが温暖化対策を考えると、多少の問題があっても、CO2の排出がない原子力発電
などの方法をとるべきでしょう。

日本も現時点で、温暖化ガスの削減目標達成がかなり難しいように言われていますが、
産業界を含め各業界でかなり努力されていることが報道されており、今年のクールビズ
活動に多くの人々が参加したように、意識レベルは高いので、冬のウオームビズも成功
させて、そんなことから少しでも温暖化ガス減少に貢献してほしいと思う。

今年、日本の人口の減少が始まったとの見通しが発表されました。
急激な人口減少は高齢者の比率の極端な上昇を招いて、年金の負担などの大きな問題が
あるが、少子化対策などでいずれ年齢分布が正常になることを前提にして、長期的に見
れば先に自然保護に書いたように、環境問題の無い、自然豊かな生活を保てる日本の適正
人口は今の半分ぐらいかなと感じています。そうなれば、温暖化ガスの排出量も自然減と
なってきます。
世界的にも、生活レベルを向上させながらも、これ以上温暖化が進まないようにするため
には、世界の人口増加を押さえる動きをすることが必要で、問題もあろうが中国の一人っ
子政策を途上国は見習うべきと思います。

世界は一つで、運命共同体として地球上に生きているのであるから、各国がそれぞれの
国情を押さえて譲歩し、今後も地球温暖化防止に関する話し合いを継続していって実効の
ある成果を出してほしい。
そんな中で日本の省エネ技術を大いに世界に押し広げ、温暖化防止面で世界に貢献すれば、
国際的に日本人が評価されるようになるでしょう。


ホームページに戻る                     2005.12.25.