最近、日経ビジネスでも「フォーカスひと」の対象に野口氏を取り上げていた。
その記事のなかに、尾瀬沼で98年に入山料徴集制度が、地元山岳会、県、新聞などの反対で
頓挫したと書かれていた。
去年の天声人語の雉撃ちの記事でも、「山好きはどんな答えを用意すればいいのだろう」などと
具体的提案もなければ、他人事みたいな締めくくりで、がっかりさせるものであった。
環境を保護するためには、これらの組織やマスコミが率先して提案、推進すべきものと思うのだが、
日本の多くのエべレスト登山隊がゴミを捨てて帰ってきていたことも含め、情けないことである。
一般のゴミは、個人が持ち帰ることができるが、トイレの始末だけは、現地で処理せねばならない。
最近の記事に、風力発電を利用したし尿処理設備が開発され、山上など電源の無い所での
活用が期待されるとの紹介があった。ヘリコプターで下ろすのも、方法としてあるようだが、
環境を守るにはなんらかのコストが掛かるのはしかたがない。
前にも書いたが、企業の排出には厳しく負担を言うように、個人の排出物の処理費用負担について、
排出者負担の原則をもっとPRすべきである。
登山家は山に登るたびに、相当の金を掛けているはずであり、環境保護のために、応分の費用を
負担するのは当然のことと考える。
さきに、入山料の徴集に反対した山岳会、県、新聞なども、ぜひ野口氏をサポートして、まず
出来るところから、また、大勢の登山者がくる量害のあるところから、スタートしてほしいと願う
ものである。
ホームページに戻る 2001.9.24.