そんなことで、手に入ったメダカですが、また小さい水槽を買ってきてメダカの
一部を移し、食卓の上にも置いて飼育することにしました。
最初は2〜3ミリぐらいでやっと見えるぐらいの大きさでチョロチョロと泳いで
いましたが、市販のメダカの餌を水面に撒いてやると、突つきに上がってきて食べ、
どんどんと大きくなり、元気に育ちました。今年の暑さの中でも、小さなメダカが
泳いでいるのを見ていると涼しげな感じで、気分も和む思いでした。
三ヶ月もすると、成熟して水草に卵を生んでいたようで、また次の小さいメダカが
泳いでいるのに気がつきました。親メダカに食べられないように、小さな瓶に分けて
育てて、大きくなったら親と一緒にするようにしています。
子供の頃には、近くの田んぼに幾らでもメダカがおり、家でも一時期メダカを飼って
いたこともありました。しかし最近は、田舎の田んぼの辺りを歩いていてもメダカを
見る事はほとんどありません。
農薬の散布や水路をコンクリートで固めてしまっているなど、いろいろの要因がある
ようですが、メダカまで絶滅種になってしまいそうな時勢です。
以前は、今の家の前の溝に、大雨が降ったらドジョウが流れてきて捕まえていたことや
少し歩いた先の雑木林の中に野うさぎが座っているのを見ることが出来たことなど、
すっかり宅地化してしまった現状からは想像も出来ません。
子ども達の身近に観察出来る自然が少なくなっているのが残念です。食卓の上で
飼育するのでなく、せめて、田んぼの水路にメダカや鮒が泳いでいるのが見られる
ような環境であってほしいとの思いがつのります。