教育のシステム化
12月8日から朝日新聞が教育のデジタル化についての現状や問題点などに
ついて連載をしていた。その中でパソコンを使って教育を進めている実例が
多く紹介されていました。
現状では、全国で総務省特別支援の小中20校が子ども一人一台のパソコンを
持たせ、実証実験を兼ねて授業をしているとあった。また、熊本県人吉市では
総ての小学校に二人に1台のパソコンを配備しているとのことであるが、ただ
パソコンの教育への導入が、まだこの程度の状況なのは少なすぎるとの思いが
一番であった。
私がホームページに「教育にパソコンを」と題して、パソコンを生徒1人に
一台を持たせて教育すべきで、その費用は何年かかけて設備すれば大した金額
ではないと書いたのが2000年ですから、今回の記事を見て今頃まだこの程度
にしかパソコンの教育への導入が進んでいないのかと唖然としました。

新聞に取り上げられていた東京都日野市立平山小学校の実例は、私が考えて
いたように、全学年の算数の授業に取り入れており生徒の解答はパソコンが
採点し、間違った理由まで解析して、どんなパターンの間違いをしているか
指摘してくれるようにプログラムされているようだ。
問題はパソコンが次々に出し、解答のチェック、採点などは自動的にやって
くれるので、先生が全部の問題を作って出題し、解答をチェックし、採点する
ための時間はパソコンにやらせた方が、瞬時に済んでしまう。それで節約出来た
時間を先生にしか出来ない個々の生徒の指導に充てることができるようになる。
パソコンを授業に使うのは、生徒1人1人に合った真の教育指導を充分行える
ようにするためであって、先生が手抜きをするためではない。

また、超大型テレビのような電子黒板を使った東京都港区や熊本県山鹿市の
小学校の授業の様子なども紹介されていたが、我々の学んだ時代の黒板に
チョークで書いていた時代と差の大きさに驚くと同時にこのような手段を
有効に使用できるようなシステムとプログラムがどんどん開発されるように、
文部科学省は推進すべきであろう。

記事の中で、教育の内容によっては生徒が手で書くことの大切さもあると
指摘されていたが、これも当然であると思います。パソコンなどに手書きで
入力する手段は充分開発されているのでこの点に対しての対応は可能でしょう。

日野市では全小学校でこのシステムを導入する予定のように書かれていたが
今回の報道を見て多くの学校で採用が進むことが期待されます。
振り返ってみると、私のホームページで「ゆとり」に関連した問題などを含
めて9回ほど教育に関したことを書いています。以前に、大阪が全国学力
テストで最下位だったなどといった報道もあったと思いますが、教育問題は
非常に大切であり、個人の状況にに合わせた教育指導を進めるべきで、その為
にはコンピューターの利用が不可欠だとの思いから、今回の新聞記事を読み、
また思ったことを書きました。


ホームページに戻る                 2011.12.26.