熊野古道を訪ねて
先日歴史散歩の会で、熊野古道を訪ねた。
道成寺に立ち寄って、安珍清姫の逸話を“絵とき説法”で聞き、妻宝極楽の教えで
わが身を反省してから、熊野古道に向かった。

最近に道が良くなりバスも楽に通れるようになったとの事で、大半はバスで通過したが、
中辺路から牛馬童子像を経由し近露王子まで、わずかの距離でしたが、昔の熊野古道を
歩きました。

熊野古道の名前はよく聞いていましたが、狭いところは立ち木に挟まれて、人一人歩く
ぐらいの幅でしかない起伏に富んだ道でした。
空気の澄んだ環境で都会に住んでいる者には、身も心も清められる思いでしたが、遠い昔、
熊野大社に参詣するため、都からはるばる歩いて来た人の事を考えると、頭が下がる
思いでした。

熊野本宮大社に参詣の後、川湯温泉に一泊、翌日、新宮に向かい速玉大社、那智大社を
参詣しました。

途中の道は熊野川に沿って走りますが、見下ろす川の水のきれいなことにも、大感激で
これが本当の川だったんだとの思いを新たにしました。
都会の近くの汚れた川ばかりを見ていて、きれいな川の存在を忘れてしまっていたことに
今さらのように気が付き、人間が如何に環境を汚しているのかと再確認しました。

考えてみると、琵琶湖も昔はもっと奇麗で、南湖でも泳げるだけの水質でした。
人間は狭い土地に集中しすぎで、量害をおこしているとの感を深くしました。


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