高齢者について共通する問題点は、何かにつけて判断や動作が遅くなる点にあると
思っています。自分の日常生活を見ても、兎に角動作が遅くなっていることを
自覚させられています。
安全な運転の基本はスピードを出し過ぎないで自分の判断や操作速度に合った
運転をする事に有ります。今回の提言でも高速道は運転出来ないような低速走行の
車が案になっていますが、方向としては正しいと思います。ただ老人だけが
運転する車では、販売台数に限界があり安くできるかどうか疑問があるので
先に私が提案したように、運転免許証に年齢その他の情報をいれて、免許証を
挿入しなければ運転出来ないようにし、免許証の情報に拠って最高運転速度が
制限されるようなシステムを導入した方がよいと思います。
このシステムでは年齢だけで無く個人の反射神経に応じても最高速度が決め
られるので、免許取得の段階で、年齢に関係なく安全に運転をすることを担保
することになります。
今年もアクセルとブレーキの踏み間違いによって店に突っ込んだり、上層の
駐車場から転落したりして死亡事故となったなどが多く報道されていますが、
その多くが高齢者でありました。先に書いたようにアクセルとブレーキを同じ足で
同じ踏み込むという動作で操作するところが一番の問題点であり、高齢者向けの
車に限らずアクセルとブレーキは異なった動作で行うようなシステムの開発が
急がれます。この点に関しては今回の案には触れられていなかったが、是非この
問題についての対策に入れてほしい。
運動神経、反射神経のテストとしては、赤、青のランプの点灯させ、その色を
見てからアクセル、ブレーキを踏むまでの時間遅れを測定してやるなど簡単に
出来、その応答時間に拠って免許証のランク付けをして、走行速度制限にリンク
させればよいと思います。
前回書いた安全対策を全部実施すれば、高齢者向けの安全な車の問題も一般の
車でかなり解決されると思いますし、同じ開発努力でより広く安全な車社会を
構築出来るでしょう。