新関空への構想
関西国際空港と大阪国際(伊丹)空港を経営統合し一体運営することが
決まって,その基本方針の国土交通省案について関係自治体などが了承したと
報道されていた。
私は10年前から5回、関空と伊丹空港のあり方などについて意見を
書いていますが、今回の報道の内容では、まだ伊丹空港を廃止して関空に
統合するという点を明確に打ち出してしていないことに不満を感じます。

このような曖昧な方針になったのは、兵庫県知事が伊丹空港の廃港を
明記することに反対していることに配慮したためのようです。

私は今後の関西国際空港のあるべき姿として下記の点を必要条件と考えます。
1:ハブ空港として、大阪を発着するすべての国際線と国内線が同じ空港にあり、
 乗り継ぎがすぐに出来る。
2:大阪都心(大阪駅付近)から10分程度で空港にいける。
3:その料金は1000円以下にする。
4:24時間運営出来る。

これらに補足して書くと
1の点については交通機関の在り方の本質であって異論はないでしょう。
 国際と国内とが別れている状況が異常であり、早急に改善すべきです。
 東京も羽田と成田に別れており今さら一体化は困難であり、大阪は関空に
 集中する事で、日本のハブ空港として優位に立つことができます。
2の点については橋下市長も最近言っていますが、リニアモーターカーを
 採用すれば実現可能であり、兵庫県知事も反対するのではなく大阪と同様に
 神戸からリニアモーターカーを利用して15分程度で関空に行けるようにする
 などの、前向きの発想になってほしい。
3の点については2の建設費を、伊丹空港の跡地の売却費用で充てる、跡地には
 空港より付加価値の高い施設(東京の機能を補完、バックアップする都市等)
 を誘致することで投資金額を押さえて運賃を下げるようにする。
 また空港を一体化することで、関空利用者の大幅な増加が見込まれるので、
 実現可能な金額であろう。羽田空港のモノレールも当初は赤字だったのが、
 利用者の増加で採算がとれるようになった。
4の点についてはハブ空港としての必須の条件であるが、関空の最初からの
 利点で問題ない。

早く決断してほしいのは、伊丹空港を閉鎖して関空に集中することであるが、
大阪市と府を一体化して大阪都にする構想なども踏まえて、発信力のある橋本
市長にこの方針をはっきり打ち出してほしいと願っています。


ホームページに戻る                  2012.6.24.