体の要(かなめ)
昨年6月に腰痛の手術を受け、「腰痛と手術の顛末」と題して書きました。
その時は手術の直後で将来どの程度まで機能が回復するか期待をしてリハビリに
励むように決心していました。
以来約8ヶ月経って、機能の回復がどの程度まで到達するのかが見えてきたように
思いますのでその間に感じたことを書いてみます。

手術後3ヶ月はコルセットを付けた生活で、丁度暑い時期に重なり運動もほとんど
しない生活でしたが、コルセットが外れた後は体力、筋力を回復するために歩く
ことを始めました。10月には毎日1時間弱、11〜12月には約1時間に延ばし
1月からは1時間以上にし、日によっては1時間半ぐらい歩くまでになっています。
手術前は痛くて100メートルも歩けなかったのですから、ここまで歩ければ、日常
生活に多少不自由がありますが、手術のお蔭でここまで機能が回復したことに感謝
しています。

残っている不自由はまだ体のバランスを保つ為の運動機能にやや不安があり、歩く
時に杖を手放せないところにあります。
前回書いたように、腰椎の一ケ所を金属で固定しているのが微妙に影響している
所為か、神経の何処かが痛んでいるのかと思いますが、体勢の保持が不安定で、片足
立ちをするのが難しく、特に階段を下りる時には片足に体重を掛けて膝を曲げる
ようになりますが、その時に体のバランスがとれないために転げそうになり、手摺に
掴まりながら一歩一歩ゆっくり下りないと危なくて、後ろを歩く人に迷惑をかける
ことになっています。

こんな状態を自分なりに考察していて、今さらながらですが、腰は人間の体の
要(かなめ)なのだと実感させられました。
腰と云う漢字に「要」が入っています。体の部分を現わすのに、胸、腹、腕、腸など
月偏と他の漢字を組み合わせて出来た字が沢山ありますが、その中で、何時、誰が
選んだか分かりませんが、昔の人が要を選んで組み合わせ、腰にしたのは、腰が体の
要であるという人間の体の本質をよく分かっていたのだと再認識しています。

いろんなスポーツ選手が基本として、まず腰を鍛えることをやりますが、相撲に
しても野球にしても腰が安定していなければ、一流の選手にはなれません。
私の場合、何処まで改善が進むか分かりませんが、当分は毎日歩いて足腰を鍛える
ことを続けていきたいと思っています。


ホームページに戻る                      2012.2.25.