ゴミと自己責任
今年、多摩川の河川敷でバーベキューをする人が増え、ゴミを何処にでも
捨てて帰るなど環境の悪化が問題となったため、場所を限定しバーベキューを
有料化する社会実験が実施されたことについて報道されていた。
その他山小屋でのトイレ整備に対する補助金が廃止されること、ネパール人の
ラクパさんがゴミを出さない登山について活動されていることなども報道で見かけ
られ、ヒマラヤなどの登山隊でも酸素ボンベを捨てて帰ることが問題になっている。

私は多摩川の河川敷には行った事がないので、周りの状況等詳しくは判断出来
ないが報道されているようなことは想像は出来ます。
最近は、近くの公園などでも、ゴミ箱の設置は無いので、ゴミは各自持ち帰って
下さいとの表示が出ている所が増えてきている。
本来各人が持って来た物なので、ゴミになっても持って帰るのが基本ルールで
あって、公園でも山でも同じである。

ただトイレだけは設備が無いと困るので、トイレの設置や処理費用を国や自治体
などがどこまで負担し利用者がどこまで負担するかが問題になる。
駅やデパート、遊園地など大勢の人が集まって来てトイレの設置が必要になる
場所では利用者がお客さんであるから、施設側で負担するのが当然と考えられる。
市など自治体が設置管理している公園などは地区の住民が主として利用するもの
なので、税金で費用が賄われても致し方ないだろう。
しかし多摩川の河川敷などに不特定多数の人が押し掛けて来てバ−ベキュ−を
する場合などには、有料とし利用者に費用を負担してもらうという原則を確立
すべきと思われます。

多摩川のバ−ベキュ−の報道の中での問題に大音量器機を持ち込んでの騒音
問題や花火の問題なども報道されていたが、騒音問題などは別途の法律規制で
取り締まるべき問題だと思います。基本的には個人のマナーの問題ですが
守らない人が多いのも実態であり罰則も必要になります。

今回の社会実験では、川崎市が土地の一部を借り上げて、水洗トイレや水場を
設置し、警備員も置いて有料化したことで状況は改善されたとの記事でしたが
気持ちよく利用するには受益者負担にするのが実際上の解決策になるようです。
一方、其れ以外の場所ではバーベキューが禁止されており、京都府でも鴨川沿い
ではバーベキューは禁止で、強行すれば罰金が科せられるとのことです。
お弁当を広げるぐらいなら許されてもバーベキューともなると周りの人に迷惑が
かかるので、よほど人里外れた場所以外ではマナーとして行わず、ゴミは持って
帰ることを守ってほしい。
河川敷などは、一般の人の散歩場所であったり、多く人の共有の場所であるから
有料でも仲間が集まって安心してバーベキューが楽しめる場所を区切って、譲り
あって共存が出来るようにするのも一つの方策としてやむを得ないことだろう。


ホームページに戻る                   2010.10.25.