技能五輪
沼津市で21日まで世界の46ヶ国からの参加者が集まって開かれていた
第39回技能五輪世界大会が終わり、日本が16の種目で金メダルを獲得、
金メダルでは首位の成果を挙げた。
2年前の大会に続いて金メダルでは世界の首位の成績で、銀メダル5種目、
銅メダル3種目、合計24個のメダル獲得数で、獲得メダル総数では韓国の
27個に次いだ成績であった。

最近、日本の物作りのレベルが落ちたのではないかと云った声も聞かれて
いたので、今回の技能五輪の成績に興味を持っていたが、まだ日本の若者の
技能のレベルが世界の中で上位にあることを知って嬉しく思いました。
技能五輪への参加資格は原則22才以下の年齢制限があり、日本の物作りの
伝統が若い人に受け継がれていることを示しています。

最近暗い話題が多い中で、地味な技能の世界で頑張っている若者の成果を
もっと大きく取り上げてほしいものです。大会の結果を見ようと日本の主要
新聞と思われる朝日で、何処に記事が載っているかと探しましたが、やっと
見つけたような小さな見出しの記事で、大新聞の見識が疑われる思いがしました。
さすがに日経などはもう少し大きな見出しの記事で報道しており、若い技能者に
対して励みになると思った。ただ、残念なのは、メダル獲得者の名前が書かれて
いないことで、スポーツであれば個人名を書くのに何故名前を書かないのかと
不審に思われた。
テレビでは関西テレビの「とくダネ」で、機械組み立てで金メダルの成績で
あった土谷さんと石工の部門に参加され銅メダルを獲得された浦田さんに密着取材
したものを放映していたのが良かった。また、昨日毎日テレビの「ブロード
キャスター」でも、ポリメカニクスで金メダルの畑さん、洋菓子製造で金メダルの
大島さん(女性)、左官で銀メダルの堀さん(女性)の健闘ぶりを取り上げていた。
他のテレビでも取り上げていたかも知れないが、たまたま目に付いたので書きましたが
マスコミも技能の世界で頑張っている若い人にもっとスポットライトを当てて欲しい
ものです。

一昨年技術の伝承と題して書きましたが、最近は大企業でも技術、技能の伝承を
大事にして若者の技術、技能育成に力を入れて、この技能五輪への参加にも力を
入れているところが増えているようで心強く思っていますが、国としてももっと
力を入れて欲しい。韓国では賞金や奨学金制度などで国の援助が大きいと聞くが、
良い事は大いに参考にしてやって欲しい。

大会に出場した選手と地元の小学生との交流会などもあり、小学生にもこのような
技能の世界の存在と地道に努力する姿や仕事の素晴らしさを知ってもらう機会に
なったようで、今回久しぶりの日本開催になったことを本当によかったと思いました。


ホームページに戻る                  2007.11.25.