技術の世界は楽しく、面白い


楽しさ、面白さを伝える
  技術の世界に進んで約50年、いまだに此の世界で仕事をしていて、自分でも技術馬鹿だと
  思っている。しかし、今でも、装置開発などで、新しいテーマ、問題に出会つて、なんとか
  して解決しようと工夫し、試運転し、それが生産に寄与し働き出すと実に楽しいと思う。

  最近若い人の技術離れが言われることがあるが、もっと技術の世界の面白さを伝えて行く
  べきだと考える。
  大学の工学部でも、高校生を対象に体験入学が行われるようになっている。
  技術の世界の人間が技術の世界の楽しさ、面白さを伝える場を増やすのにインターネットも
  役立つのではないかと思います。

技術屋の夢を知ろう
  参考になった本で紹介した中で、“F-1 地上の夢”などは技術屋としての楽しみ、
  面白さを本当に良く描いており、読み出したら止まらなかった。

  装置屋というものは、縁の下の力持ちみたいなもので、誰が設計したかなど、表にでる
  ことはほとんどない無い。しかし、自分が設計、計画に参画した設備が今でも使用され、
  順調に動いていると聞くとそれだけで満足しているものである。
  さらに、自分が死んだ後にも、それが残っていくことが夢になるのではなかろうか。

とにかく、やって見よう
  多く仕事をしていると、失敗もあれば、もう少しこうしておけば良かったと思うことも沢山
  あるが、それらの経験は、つぎの設計の時に活かされていき、それが技術力になる。
  技術の世界は、失敗を含めた経験の積み重ねで進歩してきたところが多い。
  問題に対処するには、まず、情報を調査し、理論的に計算出来ることはやるべきだが、
  まだまだ、計算だけ答えが出せることは少なく、実験などで、やってみないと分からない
  ことが多い。自分の手でやって、ほんとうに身についていく。
  若い人には、新しい技術の理解では負けるかもしれないが、年をとった技術屋も,多く経験
  していることで、使う人に優しい機械が作れるのではないかと思う。
  経験を増やすのは、自分でやることだけではなく、本を読むことからもある程度得られる。
  “匠の時代”など読むと、他所の会社の技術者が、どうゆう苦労をし、また、どのように
  問題を解決したかが、よく分かり、勉強になり、励みになった。

  大学を卒業した時に、ある先生がInquiring Mindを忘れないようにと言われたが、
  何時までも、新しい技術にチャレンジしてみようという気持ちだけは持ち続けたい。


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