100才4万人時代
最近の厚生労働省の発表では100才以上の高齢者数が4万人を突破したとの
ことである。(女性34952人、男性5447人)
約10年前に1万人を越えているので、この増加傾向からすると、あと10年も
したら10万人にも達するのではないかと思われます。テレビで紹介されていた
100才以上の方を見ても、まだまだ溌溂とした印象の方が多く、ここまで元気に
生きられると良いなとは思いますが、私にとってはまだ20年以上もある話で
かなり高いハードルです。
また総務省の発表では65才以上の人口の総人口に占める割合が22.7%となり
過去最大に達したとのことである。
以前にも長寿社会について感じたことを書きましたが、長寿命化の進展を
喜ぶ一方で、高齢者の割合がどんどん高くなっていく、高齢化社会への不安も
高まっています。このように高齢者の比率が上がっているのは長寿命化だけでなく
子供の絶対数が減っている影響も大きく、政府の子育て支援など出生数を増やし
若年層の人口比率をあげるための政策が大きなな課題です。

7月に厚生労働省が発表した日本人の平均寿命では男性が79.29才、女性が
86.65才となっていた。
わたしは7月に79才になり平均寿命をこえたとばかり思っていたら、この
発表があったので、ややがっかりしました。その理由は、何とか平均寿命以上は
生きたいとの思いがあり(私の友人にも平均寿命ぐらいは生きたいと云って
いるのがいる)やっと一つの最低目標線を越えることが出来たと思いたかった
からです。多分来年の誕生日には平均寿命を越えることになると思っています。

平均寿命と別に平均健康寿命がありこれは平均寿命より約7才ぐらい低い数値に
なっているようです。
寿命が延びるだけでは駄目で、健康で自立した生活が送られなければ生きている
楽しみは充分に感じられないことになる。この差から人は死ぬ前に平均して約7年
ぐらいは病気などで健康を害した状態を過ごしていることになります。
多くの人には、この期間が短くてすむのが理想で「ピンピンコロリ」といった
言葉が云われることになっています。
なお2004年のWHOデーターでは日本は健康寿命が75.0才で世界一となって
いるようです。(男性72.3才、女性77.7才)

日本の医療保健制度は後期高齢者医療保険制度についての異論などあり、手直しも
必要かもしれないが、日本の医療技術や保健制度によって長寿化が進んだことは
認めてもよいと思っています。
私の知人の中にも心臓廻りの疾患で手術を受けたが、今は元気になってお酒も飲め
ゴルフも出来るようになっている方など大勢います。今後とも日本人の健康維持に
役立ついろんな制度が、より良いものになっていって欲しいものです。
私も現役時代にはほとんど大きな病気はせずにすんだので、健康保険料は払っても
医者にかかることはほとんど無かったが、今は腰痛の治療などでは恩恵を受けて
います。保険とは本来そんなもので、何ごとも無ければ払い捨てになるが、困った
時に助けになるものです。健康な時にはそれを良かったと思い、病気になった時には
保険があって良かったと思うことでしょう。
ただ上に述べた少子化の時代になり高齢化人口の医療費を少ない現役世代の保険料に
多く負担してもらうことについては気になることですが、国民年金でも同じだが
受給や負担についての所得制限なども含めて、皆の納得が得られるものに改善して
行くことしかないように思います。
100才4万人時代を喜ぶと同時にそれを支えている医療や保険制度の大切さを改めて
感じています。


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