プラモデルの発想

 プラモデル的機械
  25年ほど前にエンジニアリング研究所を担当していた。その頃、新しい機械、装置を
  開発するのに、これからどんな方向に向かうのか考えたことがある。
  たまたま、プラモデルの組み立てをしていて、機械、装置もこのように、精度の良い
  ブロックにして組み合わせて作れば工数も減り、コストダウンにもなると思った。
  それで、玩具メーカーやその部品メーカーを訪問して、話を聞いてみることにした。
  玩具用のプラスチックのギヤーのメーカーに行って聞くと、最近、家電メーカーが
  我々のギヤーを買っていきますよとのことで、さすがにこの業界は、目をつけるのが
  早いと感じた。

  金型の製作技術の進歩に、成型用の樹脂の開発が進み、機械加工なしで寸法精度の良い
  ユニットが製作され、プラモデル的に組み立てて製品が出来るようになった。
  先日、鉄道車両の製作に、ブロック工法を用いて、コストダウン出来たとの記事を
  読んだが、ますます、この方向に進んでいると感じた。

  昔は、何でもネジで取り付けていたが、最近は問題の無い場所には、プラスチックの
  弾力性を利用して、はめ込みだけで取り付けていることが多い。
  配管の接続でも、ワンタッチカップリングで電磁弁の配管もチューブを差し込むだけで
  出来てしまう。

  まだまだ、プラモデルの発想からの開発品が出てくるものと期待している。


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