ごみゼロネット大阪・シンポジウム =「ごみ減らしてますねん Part-7」開催
=その課題と今後の具体策=
EPR(拡大生産者責任)の考え方は進んだか
3Rの優先順位は明確か
| 日 時: | 2007.2.28(水) 14時〜16時30分 |
| 場 所: | 大阪駅前第2ビル5階 大阪市総合生涯学習センター |
| 参加者: | 約40人 |
| 内 容: |
基調発題 パネルディスカッション コーディネーター: ・ NPO法人 ごみゼロネット大阪 惣宇利 代表理事 パネリスト: ・ 環境省近畿地方環境事務所 廃棄物・リサイクル対策課長 上田 健二氏 ・ イオン株式会社 環境・社会貢献部リーダー 鈴木 裕章氏 ・ Rビンプロジェクト 代表 西村 優子氏 ・ (前掲) 中井 八千代氏 |
|
|
| 中井八千代氏 | 会場の様子 |
| ※クリックすると大きな写真を見ることが出来ます。 | |
2006年6月に成立した「改正容器包装リサイクル法」について、中井八千代さんからは、 (1)市民サイドが従来から主張していた、EPR(拡大生産者責任)について骨抜きになっている点、(2)3Rの優先順位について、「まずリデュース(発生抑制)、つぎにリユース(再使用)、そしてリサイクル(再生利用)」ということが明確になっていない点など、今後に向けての課題が多いと言った基調発題があった。「発生抑制」という概念(言葉)に変わって「排出抑制」の言葉が使われていることや、「リユース」は付帯決議の中でふれられているだけというご指摘など、大変熱のこもった、明快なプレゼンテーションをしていただいた。
環境省の上田課長からは、法の概要、改正点のポイントや、市民、事業者、行政等の連携による法の考え方・具体策について、豊富な資料を駆使されて、分かりやすく解説・説明頂いた。近畿地方環境事務所で作られた「3R印のふろしき」についても紹介頂いた。
イオン株式会社の鈴木裕章さんからは、「マイバッグ2,000万計画」推進と題して、イオンの地域社会との連携活動による「レジ袋の削減」について詳しく解説頂けた。全国的にも、先駆的な「レジ袋の有料化」推進について、国民的参画の必要性、具体的な取組みとご苦労や不安についてお話を聞くことができた。
Rびんプロジェクトの西村優子さんからは、地道な実践的な取組みについて、市民や消費者のみなさんにどのように伝えていくのか、そこがポイントですとのご指摘があった。リターナブルビンにすこしでも興味をもってもらって、「リユース」の考え方を広めていきたいと発言された。
|
|
| パネラーの方々 上田氏・鈴木氏・西村氏 |
惣宇利代表理事と中井氏 |
その後、惣宇利代表理事のコーディネートで、活発な討論がなされた。コーディネーターからは、各パネリストに3つの質問がなされ、その応答・議論の中で、課題や問題が一層浮きぼりに成り、参加頂いたみなさんの理解も深まったと思われます。さらに、会場からも質問が次々とあり良いシンポジウムになったとよろこんでおります。
今後は、「市民の視点」で容器包装リサイクル法の具体的展開を、ウオッチしていくことが大切であり、参加しやすい、分かりやすい社会的イベントや活動を進めていくことが期待されていると痛感しました。
全国的な活動を展開しておられる中井八千代さんを迎え、他の有力なパネリストの方々の参加も頂き、会場にも有力なNPOのリーダーや行政やマスコミ関係のみなさんの参加もえて、大変に内容のある充実した半日を過ごすことができ、事務局としてもある種の達成感と 満足感を感じるシンポジウムであったと思います。関係者のみなさまお疲れ様でした。ありがとうございました。
(松井)
“賢い消費者(=グリーンコンシューマー)になりましょう!!”
2007.4.28 ごみゼロネット大阪
gomizero@mbox2.inet-osaka.or.jp