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2001年6月の日記 ワーカー日記バックナンバーに戻る 01/06/13 「お仲間づくり」 01/06/22 「水遊び」 2001年6月13日(水) /まじまじ 今週末に終わるが、現在、養親講座(養親希望者対象の研修)を開催中である。今回は、15組のご夫婦が参加されている。年齢層もさまざま、お住まいの地域も全国各地さまざま。話を聞く機会だけでなく、未来のお父さん同士、お母さん同士に分かれて話し合っていただく機会も設けている。回によっては、その輪がにぎやかなものになる時も、しっとりとした雰囲気の中で進むこともある。今回は活発に意見が出されていたようだった。職員は輪の中に入らず、進行もまとめもしないので、参加されている方の中から自然と進行役や書記が決まっていく。一応、養子を迎えるにあたって「楽しみにしていること」「不安に思っていること」についてまとめてもらうように説明しているが、それ以外にも子育てについてのいろんな考えを話しあっておられるようなのが、もれ聴こえてくる。家族内のプライベートなことであるし、それまで同じ立場の人同士で話し合うという機会はあまりなかっただろうからだろうか。えらく和気藹々となっておられる光景も見られた。 毎回、住所やメールアドレスを交換して帰られる方はあって、その後のやりとりをしておられるようである。引き取って当初のしんどい時期も先に子どもを迎えた人に励まされたり、愚痴を聞いてもらったりということをしておられるようである。同じ子どもに申し込めばライバルでもあるが、同士でもあるので、子どもを迎えられた後も、いい友達であれればなあと思う。私たち職員も門戸は広げ、いつでも悩みやその他のいろんな話を聞く体勢ではあるが、やはり指導や提案になりがちでいいにくいこともあるかもしれない。育児のしんどさや時には子どもに対する腹立ちはなかなか共感ということはできにくい。そんな時同じ仲間の存在があるというだけでも支えられることだろう。 この機会をフルに活用してお仲間づくりをしていただきたいものである。 なぜかまだ忙しい今日この頃。 今月はなんとかワーカー日記を充実したいと考えている。 2001年6月22日(金) /けたけた 今日、職場に出勤したら、Mちゃんの里親さんから、手紙と写真が届いていた。Mちゃんは1歳4ヶ月。2ヶ月ほど前に、里親さんのところに引き取られた女の子。取材の時は、どことなくほわ〜んとしている女の子だった。乳児院での様子も「ほんわかしていて」とか「愛想がよくてよく笑う女の子」ということだった。Mちゃんは、里親と面会し実習が始まった頃から、里母が他の子どもをかまったりすると、やきもちを焼いていじわるをしたり、里母に対しても、ごねて大声で泣いたりと自分を出すことが多くなった。 引き取られて2ヶ月。引き取って1ヶ月の頃に里親さんから写真が送られてきたが、その写真はほとんど水遊びの写真。実はMちゃんは「大の水好き」である。お風呂で大好きなキティーちゃんのお風呂セットをもって、頭からシャワーを浴びて満面の笑顔。もう一枚は、公園の噴水で、洋服のままずぶぬれになって写っている写真。噴水の水量が多くて周りで遊んでいるのは大きいお兄ちゃんやお姉ちゃんばかり。Mちゃんくらいの幼児はだれ一人としていなかったらしいが、Mちゃんはその噴水に叫びながら走っていき、何度も何度も繰り返していたそう。周りの大人の「すごいなぁ。あの子、ちっちゃいのに」という声も聞こえてきたそうで、「恥ずかしかったんですよ〜!帰る時もひと騒動でね〜」という里母。今日届いた写真は、家の玄関先の赤いビニールプールの前でのショット。写真から、「きゃ〜〜」と叫んでいるMちゃんの声が聞こえてきそうなほど、楽しそうな写真である。 施設で暮らしている時、「おとなしい子なんです」と言われていた子どもが、里親に引き取られ激変することはそんなに珍しいことではない。Mちゃんの里親にも「やんちゃになるかもしれないよ」という話はしていたが、里親たちは、「ほんわか顔」の彼女から想像できなかったようで、引き取ってからMちゃんのしでかすやんちゃにびっくりすることばかり。それでも、毎日Mちゃんのしぐさや言葉に笑いが耐えないようで、「悪さをしても大人は先に笑ってしまって怒れない」とか。これから夏。Mちゃんの大好きな水遊びの季節。いっぱい遊んで暑い夏を乗り切ってほしい。 |
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